Life! -Go where nobody goes-

2020年4月より国内ビジネススクールで勉強中。学習内容を中心に読書記録、徒然なる思いを記録するブログ

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平成の終わりに

1989年高校2年から2019年にかけての30年強。 自身の価値観や軸を作る経験を重ねた一つの時代が終わりを告げようとしている。 経済の変化で時代を総括することが盛んに行われている。 バブル崩壊、リーマンショック、ミニバブルへ。株価は上がらず、超低金利…

高橋俊介先生の人材育成論

ホワイト企業 2013年 PHP新書 キャリアの計画的偶発性理論に基づく「自分らしい」キャリアプランを説く著者の書籍に自身も過去に大きな影響を受けた。 本書はブラック企業が社会問題化した時期に、あるべき日本企業の人材育成戦略について論じている。 日本…

ジョン・P・コッター リーダーシップ論

2012年 ダイヤモンド社 ハーバード・ビジネス・スクールの正教授に34歳で就任したという著者。 ジョン・P・コッターといえば「チェンジ・リーダーに求められる8つの行動原則」が有名である。その内容は STEP1 危機意識を醸成する STEP2 変革チームを組織す…

ネガティヴ・ケイパビリティの重要性

ネガティブ ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力 2017年 朝日新聞出版社刊 帚木蓬生(ははきぎほうせい)著 ネガティヴ・ケイパビリティとは、人を含めた自然と対峙したとき 、その時は理解できない事柄でも 、不可思議さや神秘に対して拙速に解決策を…

組織戦略本2 組織戦略の考え方

組織戦略の考え方 沼上幹著 2003年 ちくま書房刊 発刊は15年以上前の新書なのに、未だに色あせない、企業組織についての古典と言える本。 ▪️要約 「官僚的な組織」*(注)という表現は、悪い意味でしか使わないが、本来、官僚制はミスに強く、効率性の高い組織…

リーダーシップにおけるコンティンジェンシー理論

コンティンジェンシーとは不確実性、偶然性のこと。 コンティンジェンシー理論は条件適合理論、状況好意性理論とも訳される。 フィドラーの研究によると、状況要因として ①リーダーが支持されているか ②仕事は構造化されてイレギュラー対応が少ないか ③リー…