リーダーシップにおけるコンティンジェンシー理論
コンティンジェンシーとは不確実性、偶然性のこと。
コンティンジェンシー理論は条件適合理論、状況好意性理論とも訳される。
フィドラーの研究によると、状況要因として
①リーダーが支持されているか
②仕事は構造化されてイレギュラー対応が少ないか
③リーダーに大きな権限が与えられているか
の3つがある。この状況がリーダーに
・好意的もしくは非好意的な時→命令的なリーダーシップ
・好意的でも非好意的でもない時→参加型のリーダーシップ
を取るのが良いとされる。
リーダーシップとは自分らしさの発揮ではない。
過去にリーダーシップを発揮しようとしたときに、タスク中心で進めるべきか、人間関係の構築を優先すべきか、見誤ったことが多々あった気がする。こうした理論の存在を知っていれば防げたこともあったであろう。
いや、今からでも遅くはあるまい。頭の中に入れておこう。
組織において新規事業を立ち上げるとなると、ほとんどが後者となる。つまり参加型のリーダーシップを取った方が良か、さらには状況が悪化した時は、タスク中心のマネジメントを意識しなくてはならない。