【読書メモ】良い戦略、悪い戦略
書名:良い戦略、悪い戦略
著者:リチャード・ルメルト
日本経済新聞社 2012
「戦略の大家」によるタイトル通りの内容の本。
目次の内容だけでも学びがある。
悪い戦略の特徴
①空疎である 例:顧客中心の仲介業
②重要な問題に取り組まない=誰もが気づいている脅威を扱わない
③目標と戦略を取り違えている
④間違った戦略目標を掲げる
の四つである。
このような悪い戦略が掲げられる理由は、困難な選択を避け、聞こえの良いスローガンを戦略とすり替えようとするからである。
↓
悪い戦略がはびこるのはなぜか?
困難な選択を避ける
良い戦略の基本構造
1.診断 状況を診断し、取り組むべき課題を見極める
2.基本方針 課題にどう取り組むか、大きな方向性と総合的な方針を示す
3.行動 全ての行動をコーディネートして方針を実行する
良い戦略に活かされる強みの源泉
テコ入れ効果
近い目標
鎖目標
設計
フォーカス
戦略家の思考法
戦略とは仮説である。
戦略思考のテクニック
リストを作成する
第一感を疑う