Life! -Go where nobody goes-

2020年4月より国内ビジネススクールで勉強中。学習内容を中心に読書記録、徒然なる思いを記録するブログ

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ソーシャルイノベーションの探求

複雑化した世界で社会の問題を解決するためには、人間の意識・無意識の構造を理解した上で深い変化を起こす必要があるとする探求が90年代のアメリカの経営学者の間で立ち上がった。 ピーター・センゲ「学習する組織」(1990年) 「システム思考」では、社会で…

組織戦略本1 組織能力のハイブリッド戦略(高木晴夫)

しばらく組織戦略論についての本を集中的に読んことにする。 まずは、「組織能力のハイブリッド戦略」 高木晴夫著 2012年 ダイヤモンド社刊 著者の高木氏は慶應MBAなどで教鞭を取り、日本国内のケースメソッドの第一人者。 https://amzn.to/2TKDhI2 日本企業…

シン・ゴジラの風刺は鋭い

シン・ゴジラ 2016年 庵野秀明監督作品 公開時にも話題になっていたが、当時は映画から離れた生活を送っていたため、今になってアマゾン・プライムで視聴。 個人的にこの作品の秀逸だと感じたシーンは冒頭部の巨体生物への政治家・官僚・学者の狼狽した様子…

哲学はじわじわと効く

私は大学で哲学を専攻した。 20年以上、その学びの内容の役立ちを感じることはなかった。むしろ、実用性からかけ離れた内容であることに価値があると思っていた。 またある時は法律や会計など社会で求められる知識・技能を大学時代に身につけた方が良かった…

外国語習得こそ科学的なアプローチが必要

外国語学習の科学 白井恭弘 岩波新書 ◾️本書で書かれていること 言語学,心理学,認知科学などの研究成果を使うことで言語習得の効率を高められる。 意味理解を伴った大量のインプットと少量アウトプットを組み合わせるのが効果的である。その際、自分の興味…