2013年経団連タイムス 日本企業がグローバル化でつまずく要因
タイトル通りではあるが、今も問題は変わっていない。というよりも、課題を認識しながらも放置しているという意味では退歩しているかも。
1 もはや競争優位ではない「高品質」に対するこだわり
2 いわゆる「生態系」の構築ではなく、モノしか見てない視野狭窄
3 曖昧な地球規模の長期戦略と取り組みの遅れ
4 生産現場以外でのマネジメントの不手際
(出典 産業政策本部「企業のグローバルな発展に向けた人材マネジメント上の課題を聞く」
『経団連タイムス』)
これを見ると当時と今の課題はほとんど変わっていないことが分かる。
このつまづきの背景を「グローバル化のパラダイムシフト」を正しく認識してこなかったことにあるとしている。
低価格高品質の製品の生産力という強みの呪縛から逃れられなかったということであろう。