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2020年4月より国内ビジネススクールで勉強中。学習内容を中心に読書記録、徒然なる思いを記録するブログ

スティーブ・ジョブズ「驚異のプレゼン」

本書の著者、カーマイン・ガロ氏の講演を実は1年以上前に聞きました。
その時は本書を読もういう気にはならなかったのですが、最近、自分のなかでジョブズブームがやってきており、ジョブズ流のプレゼンの解説本として読むことにしました。

プレゼンを配布資料として後日共有できるように、伝えるべきことをすべてテキストで残す、という文化が少なくとも私の周りでは強かったのですが、人の感情を動かすためには、資料を発表するのではなく、自分の言葉でストーリーを語ることがプレゼンのすべてであることを強く認識させてくれました。

目次がルールになっています。
第1幕 ストーリーを作る。
シーン1.構想はアナログでまとめる。
シーン2.一番大事な問いに答える。
シーン3.救世主的な目的意識を持つ。
シーン4.ツイッターのようなヘッドラインを作る。
シーン5.ロードマップを描く。
シーン6.敵役を導入する。
シーン7.正義の味方を登場させる。

第2幕 体験を提供する
シーン8.禅の心で伝える。
シーン9.数字をドレスアップする。
シーン10.「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う。
シーン11.ステージを共有する。
シーン12.小道具を上手に使う。
シーン13.「うっそー!」な瞬間を演出する。

第3幕 仕上げと練習を行う
シーン14.存在感の出し方を身につける。
シーン15.簡単そうに見せる。
シーン16.目的に合った服装をする。
シーン17.台本を捨てる。
シーン18.楽しむ。
以上

年明けに、部内のプレゼンがあります。
本書で学んだことを存分に試してみようと思います。そういう意味で、この時期に読んだことも縁かもしれません。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン