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2020年4月より国内ビジネススクールで勉強中。学習内容を中心に読書記録、徒然なる思いを記録するブログ

【読書メモ】真実を見抜く分析力

書名:真実を見抜く分析力

著者:トーマス・H・ダベンポート

2014年 日経BP社刊

 

著者は「アナリティクス界のドラッカー」と称される人物。 

統計やデータ分析の習得に取り組んでいる2020年夏。データサイエンティストになることは難しいと思うが、データ分析を活用できるようにはなりたい。

 

そのための3段階・6ステップを身に付けることが必要だとされている。

Ⅰ 問題のフレーミング

  ①問題認識

  ②過去の知見レビュー

Ⅱ 問題の解決

  ③モデル化(変数選択)

  ④データ収集

Ⅲ 結果の説明と実行

  ⑤データ分析

  ⑥結果の説明と実行

 

この分析の過程で創造力も必要である。

・創造的思考の準備

・問題に浸かる

・ひらめきを待つ

・ひらめきか訪れる

すなわち、没頭とハードワークすることの必要性も唱えられている。

 

定量的分析を身につけるための適切な質問は「その仮説を裏付けるデータがありますか?」というもの。

 

ますますデータを統計を理解したうえで、効果的にコミュニケーションできる人材が求められる。

 ただし人々に説明する際に、統計手順を説明するような愚を犯してはならない。その瞬間に人々の心が離れていく。自分も半年前は統計など全く無知だったということを忘れてはならない。

 

真実を見抜く分析力  ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識