Life! -Go where nobody goes-

2020年4月より国内ビジネススクールで勉強中。学習内容を中心に読書記録、徒然なる思いを記録するブログ

感度と特異度

孫さんが100万人提供するTweetし、医療崩壊を招くと猛反発に合い、

すぐに引っ込めたPCR検査。そもそも検査というものは100%正確な

結果が出せるとは限らない(偽陽性偽陰性の発生)ことを社会的に

認知させる必要があるだとう。

 

医療統計の世界では「感度」と「特異度」という、陽性・陰性を

判定度に関して算出するための計算式がある。

 

  疾病あり 疾病なし  
陽性 70 20 90
陰性 30 80 110
  100 100  

 

この場合、

「感度」とは「疾病あり」から正しく陽性となる割合。

上記であれば、70%。30人は偽陰性

「特異度」とは「疾病なし」から正しく陰性となる割合。

上記であれば、80%。20人は偽陽性

 

PCR検査の感度は、現段階では発表されていない。

ちなみに検査を繰り返しても「感度」は上がらない。

上がるのは「陽性的中立」である。

 

 

なお、この考え方を応用して、複数の集団からなる大規模データの

判定のカットラインを決めることに応用できる。