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2020年4月より国内ビジネススクールで勉強中。学習内容を中心に読書記録、徒然なる思いを記録するブログ

統計学 超基本①

統計の大きな目的は二つ。

 

1.2群以上の集計値に意味のある差があるか?→検定

2.集めたデータから原因を説明したり、結果の予測をすることかできるか?→回帰

 

統計を扱う上での基本用語

 

検定とは?

①2群の差に意味があるかの検証

・t検定:2群の平均値に有意な差はあるか?

(3群以上の場合はOne way Anova一元配置分散分析) →群間差と個体差を使用。

・カイ(χ)2乗検定:2群の割合に有意な差はあるか?

 

パラメトリック検定→母集団が正規分布していると仮定(t検定、分散分析)

→平均値、標準偏差等を要約

・ノンパラメトリック検定→母集団に分布を仮定しない

→中央値、割合等を要約

 

帰無仮説/P値とは?

①統計の一般的なロジック

仮説を立てる

帰無仮説(平均に差はなく、偶然に過ぎない)

 対立仮説 (差がある)

→P値の値が低い。一般に5%以下。

帰無仮説が棄却され、対立仮説が成立する。

→差は偶然ではない。

 

②P値のPは確率(probability)

P値 0.05=5%の確率 であれば、有意である(結論)。

P値の最大は1

 

 

因子分析とは?

①因子分析

現実に測定できる値の背後にあるものを因子と呼び、 数学的に明らかにしようとする。量的変数を扱う。

②設定する条件

・因子数

・回転 

リマックス回転(直交回転) とプロマックス回転(斜交回転)

 

③因子分析の手法

1)探索的因子分析(EFA) あてはまるモデルを探索

2)確証的因子分析(CFA)  モデルを探索するのでなく、事前にまずモデルを作り、 構造方程式モデル(SEM; Structural Equation Model, 共分散構造分析ともいう)によって分析。