イントゥ・ザ・ストーム
2014年 スティーブン・クォーレ監督作品。
ディザスター映画というジャンルがあるのを初めて知った。竜巻を追って撮影することを生業とするチームが、空前の規模の竜巻と遭遇する。ある家族との偶然の関わりがストーリーのベースとなり、次から次に押し寄せる危機シーンに身体全体から反応してしまう。一気に引き込まれる作品だ。
アメリカではしばしば大きなハリケーンの被害を受けている。日本でも頻繁に地震や台風の被害を受けているにも関わらず、この種の映画はない。被害者への配慮という側面があるかもしれない。しかし過去の災害を風化させず、自然災害への意識を促し、対策の手を緩めないためにもこのようなジャンルの作品は存在する意味がある。